先導的人社事業
【先導的人社事業(課題設定による先導的人文・社会科学研究推進事業・領域開拓プログラム「リスク社会におけるメディアの発達と公共性の構造転換~ネットワーク・モデルの比較行動学に基づく理論・実証・シミュレーション分析」)】
公開イベント情報
- 公開シンポジウム「リスク社会における公共性の構造転換と社会関係資本--計算社会科学からの挑戦--(第3回)」
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2016年11月19日(土) 15:00〜17:00
学習院大学 目白キャンパス
- 公開シンポジウム「リスク社会における公共性の構造転換と社会関係資本--計算社会科学からの挑戦--(第2回)」
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2016年7月2日(土) 13:00〜17:00
学習院大学 目白キャンパス
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2016年7月3日(日) 13:00〜17:00
学習院大学 目白キャンパス
- 公開シンポジウム「リスク社会における公共性の構造転換と社会関係資本−−計算社会科学からの挑戦−−」
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2016年2月27日(土) 13:00〜17:00
東京大学 本郷キャンパス3号館31号室
5-1プロジェクト概要
- 責任機関
- 学校法人学習院 学習院大学
- 研究実施期間
- 平成26年10月~平成29年9月
- 研究プロジェクトチームの体制
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氏名 所属機関・部局・職名 研究代表者兼グループリーダー (社会学グループ)
遠藤 薫学習院大学・法学部・教授 分担者 佐藤 嘉倫
数土 直紀東北大学・大学院文学研究科・教授
学習院大学・法学部・教授グループリーダー (経済学グループ)
上東 貴志神戸大学・経済経営研究所・所長・教授 分担者 品田 裕
貝原 俊也神戸大学・大学院法学研究科・研究科長・教授
神戸大学・大学院システム情報学研究科・副研究科長・教授グループリーダー (情報学グループ)
鳥海 不二夫東京大学・大学院工学系研究科・准教授 分担者 栗原 聡
榊 剛史電気通信大学・大学院情報システム学研究科・教授
東京大学・大学院工学系研究科・研究員 - 研究目的の概要
- 「リスク社会」とも呼ばれる現代において、急速に発展するメディアは、ソーシャル・キャピタルの形成と変容に大きな影響をおよぼしている。本研究は、ソーシャル・キャピタルおよび公共性概念を根本から再検討し、現代の重層的メデイア環境におけるその変質を解明しつつ、「公共性」の理念のもとにソーシャル・キャピタルの健全な形成の条件を探求することを目的としている。
- 研究計画の概要
- 人文・社会科学的な理論研究・社会調査モデル構築など多面的なアプローチを遂行するだけでなく、自然科学的方法論に基づくシミュレーションやビッグデータ分析などの新しい科学的分析を援用することにより、これまでになかった包括的かつ客観的状況分析と、そのダイナミックな未来予測および研究結果の動的表現を実現し、グローバル世界への情報発信を行う。
5-2 研究会開催状況
全体研究会
- 第9回全体研究会:プロジェクトの今後の計画および成果公刊に関する打ち合わせ
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2016年8月8日13時~16時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、榊剛史、栗原 聡、上東貴志 - 公開ワークショップ:Macy教授を交えての、計算社会科学関連研究者を招いての、英語によるワークショップ。
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2016年2月28日12時~18時 @学習院大学
■ Cordinator : Naoki Sudo @ Gakushuin University
■Speech:M. Macy @Cornell University
■Presentation
□Takao Terano @ TIT, Info. Sci. Understanding Why not Eliminate the Mismanagement of a Firm: An Agent-Based Approach”
□Yutaka Nakai @SIT, Soc.“The Plan of BIG DATA Research on Crowdfunding”
□ Akihiro Sato @ Kyoto U,Info. Sci. “Large-scale computation of geographical evaluation indicators with socio-economic-environmental databases”
□ Yoshimichi Sato @ Tohoku U, Soc. “Does Agent-based Modeling Survive in Sociology?”
■Discussion - 公開シンポジウム:計算社会科学の世界的権威であるMacy教授を招いて公開シンポジウム
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2016年7月2日13時~17時 @学習院大学
総合司会:鳥海 不二夫(東京大学)
開会挨拶 遠藤 薫(学習院大学)
■ 招待講演‘: Prof. M. Macy(コーネル大学)Opportunities and Challenges for Computational Social Science
■ パネル・ディスカッション
□ 遠藤薫「ソーシャルメディアと公共圏--間メディア空間における合意形成は可能か?」(社会学分野、学習院大学)
□榊剛史「情報拡散分析のための ユーザ行動に基づくデモグラフィクスの提案」(情報学分野、東京大学)
□貝原俊也(情報学分野、神戸大学)
閉会挨拶 上東 貴志(経済学分野、神戸大学) - 第8回全体研究会:7月2日に開催する、計算社会科学の世界的権威であるMacy教授を招いての公開シンポジウム、および7月3日開催の日本における計算社会科学研究の公開ワークショップに関する打ち合わせ
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2016年6月29日13時~17時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、鳥海不二夫、榊剛史 - 公開ワークショップ:Helbing教授を交えての、計算社会科学関連研究者を招いての、英語によるワークショップ。
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2016年2月28日12時~18時 @Hotlink会議室
一般参加者約60人で活発な議論が行われた。
■ Cordinator : * Isamu Okada @ SokaUniversity
■Speech:Dirk Helbing @ETH, Swiss From Computational Social Science to Global Systems Science”
■Presentation
□Akira Ishii @ Tottori U, Soc. Phys“Analysis of social attentions on social networks using mathematical model ofsociophysics approach”
□Hiroki Takikawa @ Tohoku U, Soc.“A Review on the Current Status of Computational Social Science in Sociology”
□ Takashi Kamihigashi @ Kobe U,Macroecon.“Computational Methods in Dynamic Macroeconomics”
□ Takashi Kamihigashi @ Kobe U, Macroecon. “Computational Methods in Dynamic Macroeconomics”
□Kazutoshi Sasahara @ Nagoya U, Info. Sci.“Collective Behavior of Social Sensors and Its Application to Social Science”
□ *Atsushi Iwai @ Gunma U, Soc. Informatics“A Design of Agent-based GDSS that Supports Anonymous Communication and the Convergent Process”
■Discussion - 公開シンポジウム:計算社会科学の世界的権威であるHelbing教授を招いて公開シンポジウム
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2016年2月27日12時~18時 @東京大学
一般参加者が約100人ときわめて盛況であった
■ 招待講演‘How to Build a Smart Digital Society Together.’: Prof. D. Helbing(チューリッヒ工科大学)
■ 基調講演「間メディア社会における公共性の構造転換」:遠藤薫(学習院大学法学部教授)
■ パネル・ディスカッション
□ 佐藤 嘉倫「計算社会科学による社会秩序の解明」(社会学分野、東北大学教授)
□ 数土 直紀「なぜ、秩序形成なのか?--計算社会科学と計算社会学の間」(社会学分野、学習院大学教授)
□鳥海 不二夫「ソーシャルメディアにおける信頼の構築」(情報学分野、東京大学准教授)
□上東 貴志「利益相反の分類と社会組織の安定性」(経済学分野、神戸大学教授)
コメンテータ:榊剛史、栗原 聡、上東貴志、貝原 俊也 - 第7回全体研究会:2月27日に開催する、計算社会科学の世界的権威であるHelbing教授を招いての公開シンポジウム、および2月28日開催の日本における計算社会科学研究のキックオフ・ワークショップに関する打ち合わせ
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2016年2月18日13時~17時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、鳥海不二夫、榊剛史、栗原 聡 - 第6回全体研究会:全体メンバー各自のこれまでの研究業績の紹介および討議
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2016年1月7日13時~17時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、鳥海不二夫、榊剛史、上東貴志 - 第5回全体研究会:全体メンバー各自のこれまでの研究業績の紹介および討議
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2015年10月7日(水)14時半~18時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、鳥海不二夫、榊剛史、栗原 聡、上東貴志、貝原 俊也 - 第4回全体研究会:全体メンバー各自のこれまでの研究業績の紹介および討議
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2015年6月16日10時~18時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、鳥海不二夫、榊剛史、栗原 聡、上東貴志、品田 裕 、貝原 俊也 - 第3回全体研究会
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2015年3月9日13時〜3月10日13時 @神戸大学経済経営研究所
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、鳥海不二夫、榊剛史、栗原 聡、上東貴志、品田 裕 、貝原 俊也報告者 報告タイトル 遠藤 薫 「リスクと社会関係資本とソーシャルメディアの三者関係」 数土 直紀 「価値観にもとづく信頼の社会ネットワーク」 品田 裕 「一票の較差と衆議院の選挙区割り」 栗原 聡 “False rumor diffusion analysis based on the SIR- extended information diffusion model” 榊 剛史 「ソーシャルメディアにおける情報伝播分析」 上東 貴志 「組織的均衡、資産バブル、動的最適化、マルコフ過程」 佐藤 嘉倫 「ソーシャル・キャピタルと主観的幸福感」 鳥海 不二夫 「情報拡散におけるネットワーク構造の影響」 貝原 俊也 「複雑ネットワークにおける情報拡散とその防止に関するシミュレーションを用いた基礎的検討」 - 第2回全体研究会
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2014年12月15日15時〜20時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、鳥海不二夫、榊剛史、上東貴志 - 第1回全体研究会
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2014年11月1日13時〜16時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、数土直紀、鳥海不二夫、榊剛史
社会学グループ研究会
- 第7回社会学グループ研究会:3月に行う意識調査の検討
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2016年3月5日13時〜16時 於・学習院大学東2号館8階第一会議室
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、新雅史(事務局)、西田亮介(ゲスト)、小林哲郎(ゲスト)
「メディア社会における公共性と信頼に関する調査」の実施:インターネットモニター調査(調査委託先:マーシュ社)、調査期間:2016年3月20日〜23日、対象地域:全国,サンプル数:7231
「メディア社会における若者層の社会関係形成に関する意識調査」の実施:インターネットモニター調査(調査委託先:マーシュ社)、調査期間:2016年3月20日〜23日、対象地域:全国,サンプル数:3200 - 2.大規模データや社会意識調査などによる基本的理論モデルの検証のための意識調査に関する研究の公開と、意識調査の実施
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座談会:間メディア社会化と公共性の構造転換の時代における世論形成に関する討論会
2015年10月27日18時〜21時 於・NHK放送文化研究所会議室
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、鳥海不二夫
上記座談会の公刊:
遠藤 薫/佐藤嘉倫/数土直紀/鳥海不二夫「公共性再構築の可能性を模索する―学際的な試みによる挑戦―」『放送メディア研究13』放送文化研究所,2016年2月22日刊,p.231-252 - 第6回社会学グループ研究会:社会学分野プロジェクトに関わるメンバー各自の研究報告と討議
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2016年1月9日13時〜16時 於・学習院大学東2号館8階第一会議室
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、新雅史(事務局) - 第5回社会学グループ研究会:社会学分野プロジェクトに関わるメンバー各自の研究報告と討議
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2015年10月17日13時〜16時、新雅史(事務局)、筒井淳也(ゲスト)
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀 於・学習院大学2号館8階第一会議室 - 第4回社会学グループ研究会:社会学分野プロジェクトに関わるメンバー各自の研究報告と討議
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2015年7月26日13時〜16時 於・学習院大学東2号館8階第一会議室
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、新雅史(事務局)、小松丈晃(ゲスト)、辻竜平(ゲスト) - 第3回社会学グループ研究会:社会学分野プロジェクトに関わるメンバー各自の研究報告と討議
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2015年4月18日13時〜16時 於・学習院大学東2号館8階第一会議室
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀、新雅史(事務局)、瀧川裕貴(ゲスト)、仁平典弘(ゲスト) - 第2回社会G研究会
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2015年2月21日13時〜16時 @学習院大学
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀 - 第1回 社会G研究会
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2014年10月27日17時〜20時
出席者(敬称略):遠藤薫、佐藤嘉倫、数土直紀
5-3 プロジェクトの成果・公開イベント
- 公開シンポジウム「リスク社会における公共性の構造転換と社会関係資本−−計算社会科学からの挑戦−−」
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2016年2月27日(土) 13:00〜17:00
東京大学 本郷キャンパス3号館31号室
【PDF】リスク社会における公共性の構造転換と社会関係資本