海士町の地域創生にみる社会情報学的視座 “ないものはない”島のコミュニティ再生
2018年 社会情報学会(SSI) 学会大会
Pre-Conferenceワークショップ(9月7日)
海士町の地域創生にみる社会情報学的視座 “ないものはない”島のコミュニティ再生
【概要】
少子高齢化が進行する中で人口減少社会の最先鋒に立たされている島嶼、離島地域は「消滅可能性」地域として上位にリストアップされたのは、2013年の日本創生会議の報告書によってであった。それ以前にも中山間地を踏まえた「限界集落」が問題視されながらも、人口減少の波は周辺地域に位置する離島地域を直撃してきている。 本ワークショップは、このような全国的現状の中、人口減少に歯止めをかけ地域再生に成功した島根県海士(あま)町を視察しながら、関係者からのこれまでの施策・活動について報告を受け、成功の社会情報学的要因(「情報を紡ぎ、ひとをつなぎ、縁を結ぶ」地域社会)を議論することで、地域社会のコミュニティ形成における情報化の多様な展開の方途を探るものである。 なお、ワークショップ開催に当たっては、海士町を第1会場とし、大会本部の島根大学を遠隔システムで結んで、双方向での議論を展開する。
【司会・登壇】
司会:河又 貴洋(長崎県立大学:九州沖縄支部)
報告:柏谷 猛(海士町役場総務課主査)
章 立・田中 俊平・井筒 翔太(島根大学)
コメンテータ:遠藤 薫(学習院大学)
【開催日時】
2018年9月7日(金)15:00~17:00
【開催場所】
(第1会場)海士町中央公民館研修室
(〒684-0403島根県隠岐郡海士町大字海士1490番地)
(第2会場)法文学部棟1階地域交流スペース2